株式会社インサイトコミュニケーションズ

Case study

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Cooking Magic ! ひと振り酒

「日本酒を、すべての家庭に」キャンペーン

CI/VI/Logo/Naming, graphic,web,tool [2010-]
Client: 日本酒造組合中央会 Agent: 株式会社クロスワイズ
【Mission】

日本人が日本酒を飲まなくなったと言われて久しい昨今。国内の日本酒消費量はなかなか低迷から抜け出せない状況にあります。日本酒造組合中央会は、この状況を改善するために、効果的なプロモーション方法を模索していました。私たちに与えられたミッション。それは、いかに日本酒の需要を喚起していくかということ。大きなテーマでした。

【Concept Making】

日本酒造組合中央会では、これまで様々な需要喚起の施策を行ってきましたが、それは「日本酒を飲む」という視点からの施策でした。今回のキャンペーンでは、日本酒の日用必需品としての有用性を啓蒙することにより、「日本酒を飲む」だけでなく「日本酒を使う」ことの価値を社会に広く伝えていくことで、全国のほぼすべての家庭に改めて日本酒を取り込ませ、日本酒消費を増加・活性化させていくことを目標としていたことから、私たちはキャンペーン名を「日本酒を、すべての家庭に」キャンペーンと命名しました。

「Cooking Magic!」というコンセプトフレーズは、これまで日本酒と接点のなかった方々をキャッチするために、幅広く美味しいものを作りたい、食べたいという気持ちに呼びかけると同時に日本酒の力の大きさ、不思議さ、奥深さ、効能の広さをイメージさせました。また、「ひと振り酒」は、本キャンペーンで提案する日本酒の日常的な使い方自体に、新しい呼び名をつけることで、新しい概念をつくり、その浸透を加速させることを狙いました。

【Communication Planning】

キャンペーンキャラクターに新庄剛志を起用。あえてイメージの離れたキャラクターを起用することにより、意外性や驚きを演出し、リリース効果の最大化を図るだけでなく、従来の料理番組や料理本にありそうなキャラクター設定とは一線を画すことにより、これまで取り込めなかったターゲットとの接点を作り上げていきました。PRでは、新庄剛志氏撮影時の舞台裏をテレビ朝日系列『ワイド!スクランブル』で放映され、本キャンペーンの認知度をアップしました。

【Creative Direction】

新庄氏を本キャンペーンのコンセプトフレーズである「Cooking Magic!」にちなんで、魔法のように料理をおいしくしてしまうCooking Magicianというキャラクターで展開。通常の日本酒のイメージとはかけ離れたイメージづくりを行いました。結果、読売新聞で、効果の高かった事例として紹介もされました。

キャンペーン名開発
コンセプトフレーズ開発
ロゴマーク開発
蔵元向けキャンペーン資料の開発
キャンペーン専用ラベルの開発
新聞広告の企画制作
キャンペーンサイトの企画制作
グラフィック広告(ポスター)の制作ボトル用ネックリーフレットの企画制作
店頭用リーフレットの企画制作
各種コピーライティング